マイクロギヤポンプの交換方法
ギヤポンプの性能が低下してきたときは、新しいものに交換してください。
交換時期(性能低下)の目安
- 接着剤への空気の混入が収まらないとき
- 吐出量の減少が修正できないとき
以下、弊社2液吐出装置「MGP-X020」を例にギヤポンプの交換方法を解説しておりますので参考にしてください。
ギヤポンプの交換方法
ギヤポンプの性能が低下してきたときは、新しいものに交換してください。
一度分解したギヤポンプは、元通り組み立てても本来の性能を発揮できません。
注意
ギヤポンプを交換するときは、一緒に吸入側のPFAチューブも交換してください。吐出側のPFAチューブは、傷が付いたり詰まったりしていたら交換してください。
メモ
・折り曲げたPFAチューブをご要望の場合は、弊社までご連絡ください。
・耐用年数を過ぎたギヤポンプについては、有償でのオーバーホールを承っています。
- ギヤポンプからPFAチューブを外します。
- ギヤポンプ取付板のM4ネジ×4本を外します。
注意
・ギヤポンプ本体のネジは絶対に外さないでください。ギヤポンプが分解されてしまいます。一度でも分解したギヤポンプは、組み直しても本来の性能が発揮できなくなります。
・モーターとギヤポンプの間に収まっているネジ付きのジョイントも外れますので、無くさないように注意してください。 - ジョイントのM3ネジ×2本をゆるめて、ジョイントをギヤポンプから外します。
- ギヤポンプ取付板のプラスネジ×4本を外して、取付板をギヤポンプから外します。
- 古いギヤポンプから外したギヤポンプ取付板とジョイントを、新しいギヤポンプに取り付けます。
- ネジ付きのジョイントをギヤポンプとモーターの間に入れます。
- ギヤポンプを本体に取り付けます。
- 新しい吸入側PFAチューブを取り付けます。
- 吐出側PFAチューブも交換する場合は、新しい吐出側PFAチューブを取り付けます。
これで、ギヤポンプの交換は完了です。